キュイジーヌ フランセーズ ラ・シャンスへ行ってきた|ちょっと特別な富山ランチで、フレンチの世界が広がった

グルメ

今回訪れたお店

キュイジーヌ フランセーズ ラ・シャンス
富山県富山市木場町16-1
2階ダイニングでランチコースを利用
ランチ:6,000円~(サービス料別)
※料金・メニュー・営業内容は変更される場合があります。

記念日に、ちょっと特別なランチでも食べに行こう。

そんな話になり、富山市の環水公園のそばにある「キュイジーヌ フランセーズ ラ・シャンス」へ行ってきました。

フランス料理のお店ということで、正直なところ、行く前は少し身構えていました。

というのも、私自身フランス料理をほとんど食べたことがありません。

「なんだか格式が高そうだな……」

そんな気持ちもありつつ、今回は2階のダイニングでランチコースをいただいてきました。

そして、最初にこれだけは言わせてください。

正直、なめてました。

申し訳ありません。

しっかりと、おいしかったです。

そして途中からは、あまりにもおいしくて「これ、食べるのもったいないな……」と思ってしまうほどでした。

今回は、そんな私が実際にランチを食べてみた感想を、素人目線で書いていきます。

キュイジーヌ フランセーズ ラ・シャンスは1階と2階で雰囲気が違う

ラ・シャンスには、1階の「ブラッセリー」と2階の「ダイニング」があります。

1階のブラッセリーは、カジュアルで親しみやすいフレンチを楽しめるお店。

ランチは予約不要で、ディナーは予約制となっています。

一方、今回利用した2階のダイニングは、地元の食材などを使った本格的なフレンチのコースをいただくスタイル。

ランチ・ディナーともに予約制で、当日の予約はできません。

また、公式サイトでは短パン・スウェット・サンダルでの来店は遠慮してほしいとの案内があります。

今回はこちらの2階ダイニングを予約して、ランチコースをいただきました。

今回利用した2階のダイニングは、ランチ・ディナーともに予約制となっています。

今回は平日のランチを事前に予約してから伺いました。

「記念日にラ・シャンスでランチをしたい」という場合は、事前に予約しておくのがよさそうです。

平日のランチ、ちょっと服装に悩みました

今回は平日にランチを予約しました。

つまり、有給です。

せっかくの記念日なので、平日に休みを取ってゆっくりランチ。

これはこれで、かなり贅沢な時間です。

店内に入ると、私たちのほかには2組ほどのお客さんがいました。

そして、皆さんきれいな格好をされている。

対して私はというと、オフィスカジュアル。

そもそも、こういうお店に着ていけるような服をそんなに持っていないので、

「……これ、大丈夫かな?」

と、最初はちょっと気が引けました。

ただ、案内されて席についてみると、そんな心配はほとんどなくなりました。

窓から見える景色がとても開放的で、他のお客さんのことがそれほど気にならないんです。

食事が始まってからは、服装のことなどすっかり忘れていました。

ちなみに食事のあと、店員さんにお話を聞いたところ、「もっといろいろな層の方に、もう少し気軽に食べに来てほしい」というようなお話もされていました。

もちろん、せっかくの特別な日なのでおしゃれをして行くのも良いと思います。

実際、私たち以外のお客さんはきれいな服装をされていました。

ただ、個人的には「ものすごくかしこまった格好をしないといけない」というほどではないのかな、という印象でした。

公式にも、避けてほしい服装として挙げられているのは短パン・スウェット・サンダル履きです。

窓の外には富岩運河環水公園

そして、このお店の魅力の一つが景色。

ラ・シャンスは富岩運河環水公園のすぐそばにあり、2階のダイニングからも開放的な景色を楽しめます。

晴れている日は特に気持ちがよさそうです。

料理を待っている間も、ふと窓の外を見ると水辺の景色が広がっている。

料理だけではなく、こういう「その場で過ごす時間」も含めて楽しむお店なのかなと思いました。

まずは季節のドリンクから

席について、まずはドリンクを選びます。

今回はお昼ということもあって、お酒は飲みませんでした。

とはいえ、せっかくの記念日。

普通のお茶やソフトドリンクではなく、季節のドリンクを選びました。

この日のドリンクは、ノンアルコールのスパークリングワインに、トマトを合わせたものだったと記憶しています。

これが、かなりおいしかった。

さっぱりしていて後味もすっきり。

それでいてほどよい甘さもあります。

特に印象に残ったのが、トマトの酸味。

甘さの中にトマトの酸味が入ることで、食事中に飲んでも邪魔にならない味になっていました。

「これはごくごく飲みたい!」

と思ったのですが、そこは料理と一緒にちびちびと楽しみました。

机の上に置かれたメニューを見て「なんだこの呪文は……」

そして、いよいよ料理です。

テーブルの上には、この日のメニューが置かれていました。

そこに書かれていたのが、

  • 太刀魚と白海老 京茄子のコンポテ
  • タラバ蟹とカダイフ じゃが芋のデュオ
  • 帆立貝のラヴィオリ仕立て スッポンとコンソメ
  • 旬魚と枝豆 アンチョビと柑橘
  • 黒毛和牛サーロイン マデラ酒のソース
  • アプリコットと桃
  • 小菓子

……。

なんだ、このよく分からない呪文は……!

というのが最初の正直な感想でした。

「コンポテって何?」

「カダイフって何?」

「デュオって何?」

「マデラ酒……?」

何回読んでも、料理が出てくるまでどんなものなのか全然想像できません。

正直、ちょっと気が重かったです。

しかし、その気持ちは最初の一皿で一気に変わりました。

実際は「帆立貝のラヴィオリ仕立て スッポンとコンソメ」ではなく、「帆立貝のラヴィオリ仕立て コンソメスープ」にしております
事前に変えてほしい旨を伝えたら快く変更していただけました

一皿目から「うますぎる……!」

太刀魚と白海老 京茄子のコンポテ

今回のコースで、個人的に特に印象に残った料理の一つです。

太刀魚、白海老、京茄子、そして「コンポテ」。

どれも普段から馴染みがある食材・料理というわけではなく、料理の詳しい説明も全部は覚えていないのですが……。

これが、うますぎました。

特に印象に残ったのが、料理の中に入っていた柑橘系の味。

これが太刀魚と合うんです。

「太刀魚に柑橘ってこんなに合うのか」

と、かなり驚きました。

個人的には、この一皿が今回のコースの中でも屈指のおいしさでした。

そして、料理を食べながらふと思ったのが、

「そういえば、テーブルマナーってどうするんだ?」

ということ。

フランス料理に慣れていないので、ナイフやフォークを使う順番なども少し気になっていました。

でも、実際に始まってみると、そんなに難しくありません。

使うナイフやフォークが料理に合わせて用意されていましたし、周りのお客さんからも食器の音が聞こえます。

「そんなに気にしなくていいんだな」

と思ってからは、すっかり料理に集中。

無事、完食しました。

カリカリの食感が楽しい「タラバ蟹とカダイフ」

もう一つ特に印象に残ったのが、

タラバ蟹とカダイフ じゃが芋のデュオ

こちらも、メニューを見ただけでは何が出てくるのか全然分かりません。

実際に料理が出てきても、

「これは……何だ?」

となりました。

カダイフというのは細い繊維状の生地を使った料理で、今回はそれがカリカリとした食感になっていました。

蟹の旨味に加えて、このカリカリとした食感が楽しい。

料理って、味だけじゃなくて食感でもこんなに楽しめるんだな、と感じた一皿です。

これも、とてもおいしかったです。

ほかの料理も、最後までしっかりおいしい

今回紹介した2品以外の料理も、もちろん満喫しました。

どの料理も味がしっかりまとまっているのに、単純ではない。

一口食べて「おいしい」で終わるというより、

「これ、何が入っているんだろう?」

「この味は何なんだろう?」

と、ついつい考えたくなるような味でした。

フランス料理に詳しくない私でも、食べていて「料理って面白いな」と思えたのが印象的でした。

デザートは重すぎず、最後にちょうどいい甘さ

最後はデザート。

「アプリコットと桃」という名前からして、かなりフルーティーな一皿です。

実際に食べてみると、フレッシュな甘さがありつつ、食後に重たく残る感じはありません。

コース料理の最後として、ちょうどいい甘さ。

「もうお腹いっぱいだけど、これは食べられる」

という感じでした。

*今回は記念日ということで特別なプレートにしていただきました!
 写真はそちらの特別な部分を切り取ったものになります。

そして最後には小菓子も。

ここまで食べて、コース終了です。

食べ終わってみて、フランス料理への印象が変わった

今回、ラ・シャンスでランチを食べてみて一番感じたのは、

「フランス料理って、こんなに面白いんだ」

ということでした。

以前食べたことのあるフランス料理は、私の中では「結構いっつりしている」という印象がありました。

そのため、フランス料理=ちょっと重たい料理、というイメージがあったんです。

でも今回の料理は、もちろんしっかりとした満足感はあるものの、食べ終わったあとに「重すぎる……」という感じではありませんでした。

むしろ、一皿一皿にいろいろな工夫がされていて、それを考えながら食べるのが楽しかったです。

特に印象に残ったのが、料理の説明で「茄子のソース」と言われたとき。

料理に詳しくない私からすると、

「どうやったら、あの固形の茄子から、こんなになめらかな液体のソースができるんだ……?」

という感じ。

料理の知識がないからこそ、目の前に出てくるもの一つ一つが不思議で仕方ありません。

「料理人ってすごいな……」

と、最後まで思いながら食べていました。

値段は張るけれど、「特別な日のランチ」なら候補にしたい

今回いただいたのは、2階ダイニングのランチ6,000円のコース。

公式サイトでは、このコースにサービス料10%が別途かかる案内になっています。

普段のランチとして考えると、もちろん気軽に行ける金額ではありません。

ただ、今回は記念日ということで利用しました。

そして食べ終わったときには、

「食べてよかったな」

と素直に思いました。

料理のおいしさだけではなく、普段なら食べないような食材や調理法に触れられたことで、自分の中の「料理の世界」が少し広がったような感覚があります。

店内も落ち着いた雰囲気なので、みんなでワイワイおしゃべりするというよりは、料理や景色を楽しみながらゆっくり過ごすのに向いていると思います。

もちろん、

「ぜひ気軽に食べに行ってみて!」

と言えるような値段ではありません。

でも、誕生日や記念日、ちょっと特別な日に、

「いつもより少し贅沢なランチをしてみようかな」

というときには、候補の一つに入れてみてもいいのではないでしょうか。

私のようにフランス料理に詳しくない人でも、十分楽しめました。

そして何より、

「フランス料理って、こんなに面白いんだな」

と思わせてもらえたランチでした。

こんな日に行ってみるのもよさそう

今回実際に行ってみて、個人的には普段使いのランチというより、

  • 誕生日や記念日
  • ちょっと特別な日のランチ
  • 富山で少し贅沢なランチをしてみたいとき
  • フランス料理を一度じっくり食べてみたいとき

などに向いているお店だと感じました。

決して気軽に何度も行ける値段ではありませんが、「ちょっといいランチを食べよう」と思った日の選択肢としては、今回行ってみて納得できる時間でした。

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